
世界情勢が変わり、闇金の世界にも変化が起きています。
平成19年に貸金業法が改正された事に伴い、消費者金融は年収の3分の2以上貸し出さないなど、規制を厳しくするようになりました。そのため、消費者金融全体の顧客層を見るとそれまでのサラ金利用者のイメージである「低所得で貯金も無い」ような人々ではなく、貯金も平均的に三百万円程度はあるような、優良な顧客が増えました。しかし、その一方で本当の低所得者に対する貸し出しは厳しいものになっています。
消費者金融の健全化、顧客の優良化が指摘されていますが、それは単なる顧客層の変化であって、パートや派遣、契約社員などの低所得層がいなくなったわけではありません。法改正後、消費者金融で思うような額を借りられなかったために、闇金融に接触した人の割合が増えている、本来闇金融と接触しないような層まで取り込まれているという指摘もなされています。
ピーク時の1986年以後、貸金業者の数は減少の一途を辿っており、その中でも地方の消費者金融の廃業数は4万1000件以上にものぼっています。そんな中、通常の消費者金融業では立ち行かなくなった業者が、非合法な闇金融に鞍替えするケースが見かけられるようになりました。限られた顧客のみに融資を行い、トイチやトサンなどと言われた高い年利も年40〜50%程度、厳しい取立てを行わないなどの特徴から、「優しいヤミ金」などと呼ばれています。一見良い面しか見えませんが、非合法な業者が蔓延し一般市民が接触する危険が高くなっているのです。
RESPECT
![]()